日中技能者交流センター、JCSEC

日中技能者交流センター
ライン

新型コロナウイルス禍への対応に注力

6月開催の理事会・評議員会は書面による決議で

 新型コロナウイルス感染症が全世界で猛威を振るうなか、当財団は、①新規の技能実習生入国が完全にストップするという未曽有の状況への対応、②滞日している約2,000名の実習生への支援、③帰国困難な実習満了者に係る資格変更等の対応、などに注力しています。
 こうした状況下で、いまだ国内の混乱も完全に収束を見ていないことから、当財団は、通常6月に開催される理事会、評議員会を「書面による決議」で行うこととなりました。
 このたびの理事会・評議員会議案では、新型コロナウイルス感染症流行の今後の影響が不透明であることから、技能実習生受入れ企業より納入いただいた受取運営費にもとづく技能実習会計から一定の対策費を設けることが報告されています。
 書面決議には一定の時間を要するため、理事会・評議員会において承認された内容につきましては、あらためてご報告します。



大阪連絡事務所がスタート‼

 当財団では、関西地域の実習生と受入れ企業への支援を強化するため、大阪に連絡事務所を設けることが決定しており、折悪しく新型コロナウイルス感染症による混乱が続くなかも準備が進められ、このたび6月から、大阪駐在の堀所長以下、5月に入職した藤井部長、駐在員2名の合計4名の陣容でスタートすることになりました。

職員陣容
所  長:堀 和夫
駐在部長:藤井忠弘
中国職工対外交流中心駐日代表:程 一軍
LOD大阪駐在員:グェン タン フォン

住所・連絡先
〒532-0011
大阪府大阪市淀川区西中島1丁目14-17アルバート新大阪ビル603号
電話:06-4862-7781
FAX:06-4862-7781


事務所内
事務所内


左から堀所長、フォン駐在員、程駐在員、藤井部長
左から堀所長、フォン駐在員、程駐在員、藤井部長


事務所外観
事務所外観



地方駐在員だより

コロナ禍に負けず

熊本駐在 田北 尚勝

 現在、異国から来た全国の実習生の環境は、新型コロナ禍により大きく変化をし、帰国できない実習生、技能実習すらできない実習生がいる情況で、みなさん大変苦労していると、心を痛めています。
 早く収束し、安心して実習できる環境に戻ることを願っています。

 私は、2018年1月より熊本における技能実習生のお世話をする任についています。
 今は、1期生の女子1名、昨年11月よりの2期生3名(男子1名、女子2名)計4名のベトナム実習生がいます。2期生はまだ半年程度の経験しかありませんが、1期生に企業実習、生活、日本語などの指導をお願いしています。
 実習生はそれぞれの事情を持って日本に来ているのはよくわかっていたつもりですが、実習生の相談相手となることの難しさを実感しています。
 写真のような笑顔が最後まで続くことを願い、これから実習生と関わっていきたいと思います。


お昼休みに(左からニュンさん・タインさん・フーンさん)
お昼休みに(左からニュンさん・タインさん・フーンさん)


仕事の合間に3人で(左からタインさん・フーンさん・ニュンさん)
仕事の合間に3人で(左からタインさん・フーンさん・ニュンさん)



一ツ橋

ストレスの90%は人間関係から

 アンガーマネジメントってご存知ですか?

 1970年代に考案された、出てきた怒りの感情と上手に付き合うための心理トレーニングです。怒らないことを目的とするのではなく、怒る必要のあることは上手に怒れ、怒る必要のないことは怒らなくて済むようになることを目標としています。
 技能実習生は初めて日本に来て、不慣れな日本語や生活環境に戸惑ってストレスを溜めています。
 一方、技能実習指導員や生活指導員の方は、指導員の言うことを聞かない実習生に対しては怒りの感情を抱くことでしょう、当然です。とはいえ、怒りをぶちまけてしまうと信頼関係を失くしてしまいます。何を言うかより「どう伝えるか」がはるかに大切であり、人間関係にプラスとなるでしょう。
 アンガーマネジメントで怒りの感情とうまく付き合ってください。(n)

アンガーマネジメント



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