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北京の廟会(びょうかい)で遊ぼう

 北京では珍しく貴重な青空を惜しんで、事務所の向かいにある地壇公園をぶらぶら散歩していたところ、突然、公園の道沿いに造られた古風の赤い屋台が視界に入ってきました。
 北京の旧正月の風物詩とも言える“地壇廟会(びょうかい)”が開催中だったのです。この「廟会」という行事で、更に旧暦の新年を色濃く味わい深く印象づけられたなと強く感じました。
 廟会は昔では縁日のことで、仏教や道教で行われていた行事ですが、知らず知らずのうちに旧正月などで賑わう時期に地元の風俗文化や食文化を楽しめる民間の活動へと変貌してきました。北京では、元、明、清の時代を経て昔から多くの廟会があって、歴史も長いようです。
 その中でも、最も人気の高いのは、地壇公園の廟会です。今年の2月8日から12日まで地壇公園では、見渡す限り喜ばしい赤色の装飾、※比肩随踵(ひけんずいしょう)で黒山の人だかりです。行き来する人々の流れについて進んでいくと、古風な赤い牌楼には鮮やかな花や人物の姿及び十二生肖の動物像が生き生きと見られ、道沿いの柏の木に飾られた赤提灯が風の中でゆらゆらと揺れて、まるでお客さんを喜んで迎えているようです。園内では、北京の民芸品や名物料理の店舗が林立し、台湾民俗のショーもあり、数多くのお客を集めています。お年寄りや若者や子供たちは、小吃(シャオチー)や郷土料理を賞味した後、自分の好きなもの、凧揚げ、刺繍、切り紙、泥人形、文房四宝、彫刻製品などを買ったりして、春節の雰囲気を存分に味わうことができます。
 その他、伝統的な演劇も観賞でき、古代の祭りや雑技、地方劇の出し物など、いずれも多くの観客を魅了させてくれ、歓声が絶えないほどです。
 地壇公園廟会の格別な魅力は、北京の名刺(北京を代表する風物)になるに違いないだろう。

(和平里)

※比肩随踵(ひけんずいしょう)とは、多くの人があとからあとへと続くさま。


にぎわう人々の頭上を飾る赤提灯のトンネル
にぎわう人々の頭上を飾る赤提灯のトンネル


風でゆらゆら赤提灯ん
風でゆらゆら赤提灯


小吃(シャオチ―)の屋台 写真は“糖胡蘆”(サンザシを串刺しにし、飴をからめたお菓子)
小吃(シャオチ―)の屋台 写真は“糖胡蘆”(サンザシを串刺しにし、飴をからめたお菓子)


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