日中技能者交流センター、JCSEC

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『中国で日本語を教える魅力って何ですか?』パート2

日本語教師募集要項(2014年度版)

中国派遣日本語教師
藤谷幸治さん
<ご経歴>
日本語教師
(※現在も教員を続けています。)
藤谷幸治(ふじたに こうじ)さん
「これからも鲁東大学の学生とのつながりを大切にし、いつか、高校の生徒を連れて再訪したい!」
現役の高校教諭。前職は旅行会社、ご実家はお寺で延暦寺にて修行経験あり。豊富な社会経験の持ち主で、今回、「日本と中国の人的なつながりの一助になりたい!」・「日本人にはない現代中国人の率直かつ合理的な思考、漢文の世界に通じる日本人と同じ情的な感性等々、相違点や共通点なども含め正確な情報を双方の国に伝えていきたい!」との思いで、センター中国派遣日本語教師プログラムに応募。高校を一年間休職し、2012年度研修会(センター主催)を修了。鲁東(ろとう)大学からの招聘(2012年9月~2013年7月)を受けて中国赴任。日本帰国後は、高校教諭へ復職。

山東省のアピールポイント
①高校の早朝マラソン!(高校の寮:起床時間5時→マラソン→早朝自習パターンが多い。)
②古代の鲁と斉の地。街もきれい。泰山は外せない。
③鲁菜。北京料理のルーツで海鮮も多く、淡泊でおいしい。清の宮廷料理人はみんな、山東人。

中国で日本語を教える魅力とは?
(1)中国で日本語を教えることについて

①どんなことに喜びや楽しみを感じますか?
授業がとてもやりがいがあります。皆、本当に真面目に、そして楽しんで授業を受けてくれます。
将来のある若い学生と接すると、自分までがんばろうという気持ちになりました。
中国の学生を通して、今まで知らなかった中国のこと、日本のことを知ることができました。

日本語教師派遣

②どんなことに苦労しています(しました)か?
楽しく、力が付くようにと、授業のメリハリと、教材の工夫をしました。
アクセント、イントネーション、プロミネントなど発音に気を付けました。
授業中全員が一度は発言するようにしました。
1年生を教える時、中国語と日本語どちらを使うか迷いました。どちらでもできるように事前に準備しておくことが大切ですが、正直準備が甘かったときは、授業がスムーズに行きませんでした。
文法事項をあまり詳しく説明して時間を取りすぎてしまうことがあるので、できるだけ簡潔に、そして例文をできるだけ多く提示するようにしました。

日本語教師派遣

③教師は、日本語教育を通じて、どのような役割を果たすことができるとお考えですか?
学生が「日本にも、中国にも、良い人も、悪い人もいます。」と言っていましたが、 日本人も中国人も同じ人間であること、とりわけ日本人と中国人は文化的に似ていることを伝えたい。そのことが日中の相互理解につながると考える。
日本、中国のマスコミの弊害が大き過ぎるのではないか。(たった一つ、たった一人の出来事を、さも中国全体のことのように報道したり、数字にこだわって真実をみようとしない日本のマスコミは本当にひどいと思う。)

④教師には、教師としての能力の他に、どのような素養が求められると思いますか?
教師の能力はもちろん、コミュニケーション力が必要だと思います。とにかく明るく、元気であること。

日本語教師派遣

(2)中国の学生(日本語学科)について

①学生の勉強ぶりを教えて下さい。
8時から授業開始、12時から14時30分まで昼休み(食事後昼寝)、21時まで授業があります。(ほとんどの授業は18時には終わります。)
1年生は毎日、朝7時からと夜19時から、教室で強制自習があります。(週6日)
放課後も休みの日も多くの生徒が図書館、空き教室等で自習しています。
土曜日は基本的に授業はありませんが、第二学位の授業があるとのことで、外国語学部の学生が、経済や法律を学んでいました。

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②学生の学校生活を教えてください。
基本的に授業は休みません。もし休む時は連絡してきます。
基本的に全員一部屋6人の寮生活です。(大学院は一部屋4人。
寮の家賃は1年間500元から700元。(授業料は1年間700元、学生の仕送りも一月だいたい700元)
23時30分になると、電気が使えなくなるそうです。(休日は使えます。)
寮には浴室はないので、浴池というところでお金を払ってシャワーを浴びます。食堂の横にお湯の出るところがあり、大きなポットを持ってそのお湯を持ち帰り、髪だけ洗うという学生も多くいました。
食堂は、定食、麺類等だいたい5元です。野菜類はたくさんありますが、肉類は少ないです。留学生用、招待用の食堂は少し高いですが、肉料理等もたくさんあります。(一食15元ぐらい。)
清掃などの作業が割り当てられており、雪が降った時などは、朝5時30分から除雪作業をしていました。

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③学生との交流の様子を教えてください。
学生は純朴でとにかく人懐こいです。日本語科の学生以外でも第二外国語が日本語の生徒が多いので、どこにいっても話しかけられました。
週末は日本語科の学生と毎週野球をしました。
土曜日の夜は「Coffee bar」という外国語学部のパーティーがあり毎週参加しました。(各学科のブースがあり、そこでゲームをしたり、ダンスをしたりします。)
よく部屋に遊びに来てくれて、料理を作ってくれたりもしました。スピーチ等の指導のお礼にと果物等を持ってきたりしました。また、一緒に旅行にも行きました。

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(3)中国で生活することについて

①中国で生活する楽しみについて教えてください。
中国の人々と直に触れ合うこと、日本にはない中国の食べ物をたべること。
中国の人は学生はもちろん、とても人懐っこいです。
中国の料理は、日本の中華料理と全然違います。
麻辣香鍋、麻辣湯などがおいしいです。

②中国滞在中に旅行されましたか?その際に印象に残ったことを教えてください。
列車やバスでは、必ず話しかけられます。食事の時も、同席に誘われたりします。 日本人だということで嫌な思いをしたことはありません。とても楽しかったです。

③その他、何かありましたら、教えてください。
突然、停電や断水になったりしますし、インターネットは不安定ですが、果物なども安くておいしいし、物質的にも精神的にも豊かな生活を送ることができました。

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(4)日本語教師(IN中国)について、何かお気づきの点がありましたら、教えてください。

他の国から来た外国人教師に比べ、皆さんとても真面目で熱心だと思います。他の国の外国人教師は若い人が多いので、生徒との交流は得意ですが、授業準備をあまりしていない人も多いように思います。

(5)最後に、センター派遣の日本語教師で良かったと思えることなどがありましたら教えてください。

たとえ何もなくても、相談できる機関があるというのは安心感があります。そして、その機関の方々と親しいというのはやはり心強いです。研修から派遣まで、わかりやすく丁寧に教えてくださいました。
中国は大学によって待遇等に差があります。それは、仕方のないところもありますが、センターと中国国家専家局によって身分が保障されているのは、他の団体にはないところです。

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