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第6回友の会カフェ開催

〜中医学と健康について学びました!!〜

 3月24日(金)当財団会議室にて、中国長春中医大学・副教授である王少麗講師に「中医学健康と長生き」の秘訣についてお話をしていただきました。
 いつまでも、元気でいたいというのは、誰もが抱く共通の望みです。中国5000年の歴史の中、培われてきた中医学、まさに、健康でいる知恵、その知恵を知るヒントを得ることができました。
 王先生の講義のエッセンスを皆さんにお伝えします。
(なお記事は筆者の理解に基づくものであることをご承知下さい)



 中医学は、西洋医学が病気部分のみ治療するのに対し、身体と心(精神)全体を治療する、つまり「病人を診る」という治療方法です。
 西洋医学が、症状ごとに薬を飲み、副作用もあるのに対し、中医の薬は天然の素材の薬であり、副作用もありません。身体にも心にも優しい医学なのです。その世界観は、主に5臓中心(肝臓、心臓、肺臓、腎臓、脾臓)であり、治療に当たるのは、関係する部位であり、内臓と自然(季節)がつながっています。
 また、診断方法も舌の状態による診断(色や舌苔の状態)、また、脈によって診断(血流の動き、脈の速さ等)します。処方する生薬には、寒、涼、温、熱の属性のもの、味も、酸(酸っぱい)、苦、甘、辛、塩、があり、それぞれ、酸は、肝臓、苦は心臓のように組み合わせがあり、熱がある場合は、寒い属性のものを処方し、寒い場合は、熱い属性のものを処方するというバランス医学ということです。
 例をとって説明すると、冬の風邪には、麻黄湯や葛根湯のような身体を温めるもの、夏の風邪には、冷えが原因のため、のどのあれなどに効く銀翹散を処方するといった感じです。足りない部分を補い処方し、全体を整えます。
 今回は、長生きの秘訣についても教わりました。「自然に従い養生すること」「肉体と精神を養生すること」「動と静の割合の結びつき」「正気を養護すること」「日常生活に一貫性をもつこと」。さらに、人の体質は9種類の平和体質と8種類の偏り体質に分けられます。主なものとして、気虚(疲れやすい、だるい、食欲がない等)、陽虚(寒がり)、血虚(血色が悪い、動悸、不安感)、陰虚(肌の乾燥、のどの渇き、イライラ等)、気滞(怒りっぽい、憂鬱、情緒不安定)、瘀血(痛み、頭痛、生理痛等)、痰湿(頭重、めまい、身体が重くだるい等)があります。「気虚の場合、牛肉、鶏肉、うなぎ、卵が良く、冷たいものは控え、腎兪、関元のツボが効く」「陽虚の場合、羊肉、鶏肉、牛肉、温かいスープ、胡椒、山椒、しょうが等が良く、 三陰交、血海のツボが効くなど」等それぞれに適した処方があります。
 それぞれ自分の性質を理解し、運動し、心と身体のバランスをとり、よく養生することが生活習慣病予防になり長生きにつながるということです。



 王先生には、さらに、発熱や頭痛に効くツボ「合谷」や狭心症、不整脈に効くツボ「内関」、腰や腹痛等に効くツボ「委中」を教えて頂き、皆で実践しました。
 この効果により、皆「元気に長生き」に一歩前進です。


講義の風景
講義の風景


王少麗講師解説中
王少麗講師解説中


ツボの実践授業
ツボの実践授業




 

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